検査の説明

エコー検査

エコー検査とは、体の表面に超音波を照射して、内臓や血管の状態をみる検査です。当院では、特に心臓の機能や頸動脈の診療を行います。
*超音波検査は人体への害はないため、どなたでも安心してお受けいただけます。


心電図

健康診断では心電図を取り、心臓疾患の早期発見や診断を行います。この他にも、動悸や胸痛、ふらつきの原因を調べる際にも行います。ただし、心臓に症状が出ていない時に心電図を取っても異常が発見されないことがあるため、場合によっては精度を高めるために24時間の心電図検査(ホルター心電図)を行うこともあります。なお、ホルター心電図も院内に常備しておりますので、長時間の解析が必要そうな場合にはホルター心電図検査を提案させていただきます。


全自動血球計数器

全自動血球計数器とは、白血球3分類を含む19項目の血球数値を迅速に測定することが可能な検査機器です。細菌による炎症の状態などが診断でき、点滴治療や薬剤投与の判断などを行っています。ヘモグロビンの測定も可能ですので、貧血の状態などがある場合も把握できます。
その他、血液検査に関しては外部の医療機関に委託しておりますが、多くは翌朝には結果が出ますので、迅速に判断ができます。


臨床化学分析装置

臨床化学分析装置とは、血中の成分濃度の量を測定する検査機器です。この検査を行うことで、動脈硬化の起因となる中性脂肪(TG)や、悪玉コレステロールであるLDLコレステロール、糖尿病の有無を評価するためのヘモグロビンA1cなどの数値が測定できます。その他、心不全マーカーとしてNT-proBNPの測定も行うことが可能です。


レントゲン検査

レントゲン検査では、心臓や肺などをX線で撮影して、心臓の大きさや、肺に水が溜まる症状である胸水、肺に血液が溜まる症状である肺鬱血などの有無を調べられます。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

呼吸機能検査(スパイロメトリー)とは、肺活量など呼吸機能を確認する検査です。息切れ、咳、痰の原因の一つである慢性閉塞性肺疾患(COPD:肺気腫、気管支炎/細気管支炎の総称)を早期に発見したり、COPDを発症している場合はその状態を確認できます。

簡易PSG検査

簡易睡眠時無呼吸検査(簡易PSG検査)とは、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)を調べるための検査です。いびき、日中の眠気、寝ても疲労感が残るといった症状の原因は、SASの可能性があります。検査はご自宅で患者様自身が睡眠中に検査装置を装着して行っていただきます。簡易PSG検査に関して、事前予約なしでも行えます。いつでもお気軽にご相談ください。