小山市健康診断
（特定健診）
特定健康診査（特定健診）は、40歳以上の小山市国民健康保険加入者を対象に行っている健康診断です。
毎年健康診断を受けることで生活習慣病の有無を早期に発見でき、生活習慣を改善して病気の予防や、病気の進行を食い止めることができます。
糖尿病などの生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積が原因となる場合が多く、肥満や高血糖・高血圧などが重複したメタボリックシンドロームの状態にあると、虚血性心疾患(心臓病)や脳血管疾患（脳卒中等）を発症するリスクが高まります。しかし、これら生活習慣病は、初期症状の段階ではほとんど自覚症状がないため、検査を受けないと発見が遅れることもあります。
毎年健康診断を受け、自身の健康状態を確認するようにしましょう。
| 健診内容 |
|
|---|---|
| 料金 | 自己負担なし（無料） |
（7）～（10）は、小山市独自の追加項目として実施しています。
詳細は小山市ホームページをご覧ください。
| 検診項目 | 検査内容 | 対象者 | 自己負担額 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 後期高齢者健診 | 身体計測 血液検査 尿検査など ＋ 追加項目 （貧血、心電図） 眼底（集団及び一部の個別） |
後期高齢者医療制度加入の方 | 無料 | 対象の方には受診券が送られます。 |
| 一般健康診査 | 40歳以上の生活保護受給者 | 無料 | 対象の方には受診券が送られます。 | |
| 下記の検診は、加入の健康保険にかかわらず受診できます。 | ||||
| 前立腺がん検診 | 血液検査(PSA値) | 50歳以上の男性 | 500円（※1） | 対象者の年齢は受診日現在の年齢 70歳以上の方及び後期高齢者は無料 (受診日現在の年齢) |
| 大腸がん検診 | 検便検査 | 40歳以上・35歳節目 | 400円 | |
| 肝炎ウイルス検診 | 血液検査 | 40歳以上で過去に受診歴のない方 | 集団検診 400円 個別検診 1,200円（※1） |
70歳以上無料 |
（※1）個別検診で前立腺がん検診及び肝炎ウイルス検診を受診される方は、基本健診と同時実施になります。
企業健診
（雇用時健康診断・定期健康診断）
企業健診とは、新たに就職した方や転職した方が受ける健康診断です。労働安全衛生規則により、事業者が新たな労働者を雇用する際には、健康診断を実施することが義務付けられています。
当院が実施する企業健診は、指定された書式への記入などにも対応しています。健診のスケジュールや検査項目などに関して、何かご不明な点がある場合は、お気軽にご相談ください。
| 検査項目 | Aコース （雇用時健診・企業健診） |
Bコース （採血アリ） |
Cコース |
|---|---|---|---|
| 内科診療（問診） | 〇 | 〇 | 〇 |
| 身長、体重、BMI、腹囲測定 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 血圧測定 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 視力 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 聴力 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 尿検査 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 一般採血 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 胸部レントゲン | 〇 | - | 〇 |
| 心電図 | 〇 | - | 〇 |
| 簡易PSG検査（無呼吸検査） | - | - | 〇 |
| 費用（税込） | 9,900円 | 7,900円 | 11,900円 |
※料金はすべて税込です。
※状況に応じて料金が更新されることがあります。予めご了承下さい。
※項目の追加・削除により料金が変動する事があります。
※尿検査は、蛋白と糖になります。
※採血検査の項目は、以下になります。（RBC・Hb・AST・ALT・γ-GTP・TG・LDL・HDL・BS・HbA1c）
貧血検査（赤血球数RBC・血色素量Hb）
肝機能検査（AST・ALT・γ-GTP）
血中脂質検査（TG・LDL・HDL）
血糖検査（BS・HbA1c）
※追加の検査項目をご希望の方は、予約の際にお問い合わせください。
検査結果は後日ご説明いたします。
健康診断前日の
食事について
健康診断の前日は食事に気を配り、なるべく消化に良いものを摂るようにしましょう。消化に悪いものを摂ってしまうと、中性脂肪や血糖値の結果に影響する可能性があります。食物繊維が豊富な野菜類や、脂質の多い肉料理などはできるだけ避け、柔らかく煮たうどんやおかゆなどを摂るようにしましょう。
健康診断前日の飲酒は控えましょう
健康診断前日の夜に飲酒をすると、尿酸や血糖値、肝機能、中性脂肪などの数値に悪影響を及ぼす可能性があります。健康診断前日の夜から飲酒は控えましょう。
大量のコーヒーを飲むことは控えましょう
検診前に大量のコーヒーを飲むと、コーヒーに含まれるカフェインの影響で、心拍数や血圧の数値が高く出てしまう可能性があります。また、胃カメラ検査の際に、コーヒーの色によって検査の妨げになることもあります。午前中からコーヒーを飲む習慣がある人も、診断当日は水かお茶に変えるようにしましょう。
糖分・脂質の多い飲み物を飲むことは控えましょう
健康診断前に、牛乳やジュース、エナジードリンクなどの糖分・脂質の多い飲み物を摂ると、中性脂肪や血糖値などの数値に悪影響を及ぼす可能性がありますので、控えるようにしましょう。
サプリメントやビタミン剤を飲むことは控えましょう
健康診断の前日から当日にかけてサプリメントやビタミン剤を服用すると、検査に影響が出てしまうため、避けるようにしましょう。特に、EPA系やビタミンC系のサプリメントは影響が出やすいとされますので、注意しましょう。
健康診断の
アフターフォローを
実施しています
特定健診の結果、メタボ判定を受けた方に対しては、任意の特定保健指導を行っています。
特に、血圧高値、脂質異常、血糖高値、心雑音、心電図異常、不整脈などの診療は当院の専門分野でもありますので、これら数値に異常が指摘された場合は、万全の体制でアフターフォローを実施しています。また、これら数値に異常があると、心筋梗塞や脳卒中など重篤な疾患を引き起こす可能性が高まるため、アフターフォローによって、該当者や予備軍を早期に発見し、生活習慣病を減少させるよう、努めています。